【12月1日開始】福岡市でマンション民泊解禁【いばらの道】 part1

本日、16時30分頃に福岡市のホームページにて、平成28年12月1日に施行される条例の内容・審査事項が公表されました。

前提として、ここでいう「民泊」の内容は、「旅館業法に基づく簡易宿所としての民泊」であって、「国家戦略特区における民泊」ではありません。

 

改正内容を要約しますと、

① 集合住宅でも民泊をすることが可能

② 10人未満の簡易宿所の場合、フロントを設置しなくてもいい

③ 面積要件の緩和

の3点が挙げられます。

 

もっとも、「要件が緩和された」→「バンザイ」とはなりません。

要件緩和するために、別途条件が付加されています。

 

① 集合住宅でも民泊することが可能となった件に関して、

【分譲マンションで民泊をする場合】

別途付加される要件として、マンション管理規約に「旅館業の実施が認められること」の明示が求められています。

なお、マンション管理規約がない場合や不明確な場合は、マンション管理組合等の確認書で代替することも可能です。

 

規約の変更には4分の3以上の多数の議決によって為される必要があり、また、昨今の民泊利用者による騒音問題やゴミ捨てルール不順守の問題からして、区分所有権型のマンションでは上記要件を満たすことはかなり厳しいものと考えられます。

よって、分譲マンションでの合法民泊は非常に厳しいといえるでしょう。

 

【区分所有権が絡まない賃貸住宅で民泊をする場合】

一方で、区分所有権が絡まない賃貸住宅、社宅、社員寮の場合は、「オーナーの許可」が付加条件となります。

現在では、オーナーが民泊を許容している物件が市場に回り始めています。少々賃料は割高になりますが、民泊許容物件のみを取り扱う不動産会社も出始めています。かかる物件を用いると上記要件は容易に満たすことが可能となります。

 

よって、私見ですが、集合住宅を使った合法な民泊運用に関しては、【区分所有権が絡まない賃貸住宅】が主流になると考えられます。

 

また次回。

村上

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